天河大辨財天社(天河神社)

天河大弁財天社(天川神社)

日本三大弁財天のひとつ天河大辨財天社の主祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)であり、弁財天としても信仰されています。

天河大辨財天社の始まり

天河大辨財天社の草創は飛鳥時代です。役行者が弥山に弥山大明神を祀ったことを始まりとし、さらに、壬申の乱の頃、大海人皇子(天武天皇)が勝利を祈願していると、天女(姿を変えた弥山大明神)が現れ舞を舞い、戦勝の祝福を示され、この天女の加護に報いるため神殿を造営したのが天河大辨財天社だと伝えられています。

天河大弁財天社(天川神社)

弘法大師も参篭し、その後多くの人が訪れる場となりました。また、弁財天は、音楽や芸能の神様として知られており、能との縁も深く能関係の奉納品が多数保管されています。

天河大弁財天社(天川神社)

現在も音楽や芸能にまつわる祭典や奉納行事が多数執り行われており、またパワースポットとしても知られ、多くの参拝者が絶えることがありません。